アパート・マンション空室対策の参考書

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4、建物管理の見直し

収益物件は年月の経過とともに劣化が発生し、価値が低下してしまう性質を持ちます。

建物の管理を疎かにすると、空室が目立ち賃貸事業の収益の低下にもつながりますから、適切な建物管理を実施して物件価値の低下を抑制することが重要です。

建物管理とは

建物管理は清掃業務、点検業務、建物改修工事の3つに大きく分かれます。

清掃業務は毎月の定期的な巡回清掃と年に1~2回の定期清掃を行います。建物をきれいにしておかないと入居者満足度が下がり退去につながります。また、物件が汚なければ新規入居者も入りませんので、入居率アップには清掃は重要なポイントになります。

点検業務とはいわゆる法定点検と言われるもので、消防点検やエレベーター点検などが代表的なものです。消防法など各種法律で定められた点検になりますので、これを行わず何らかの事故が発生した場合は損害賠償や刑事罰の対象となります。

建物改修工事については、すでに問題となっている箇所を修理するだけでなく、問題が起きる前に先回りして予防することで修繕費を抑えるという発想も必要です。

管理会社委託は「コスト」ではなく「義務」と考える

建物管理には費用がかかりますが、入居者に満足して住んでもらい退去を防ぐという点では必要経費です。

自主管理をしている場合は、間違いなく管理をして入居者を満足させているかどうか検討してみてください。建物の清掃程度はオーナー自身で行うことができるかもしれませんが、点検業務や建物改修工事に関しては専門の業者に依頼することになります。

入居者の安全を守ることはオーナーの義務と考えてよいでしょう。

自主管理だけではなかなか細部まで手が行き届かないことがあるので、点検や清掃など建物管理を一括してお願いできるしっかりした管理会社に委託することをおすすめします。こまめな管理が行き届かない物件に、質の良い入居者は入りません

建物管理をすでに管理会社に委託している場合は、今一度きちんと管理されているか、大切な資産を管理するに相応しい管理会社であるかどうかを見極めることが大切です。

建物管理は費用ばかりかかるイメージがあるため、消極的になりがちですが管理会社選びを間違えなければ、決して無駄なコストにはなりません

建物をしっかり維持管理することは、物件の資産価値を保つばかりではなく、空室対策にもつながることを頭に入れておくことが重要です。